「習志野はついにやった。県民の夢にまで描いていた深紅の優勝旗が房総路にはいった」―。
1967年8月20日。習志野は夏の甲子園大会で全国制覇を果たした。戦前戦後を通じて、千葉県勢として初の快挙。しかも、その偉業を成し遂げたのは、創立わずか11年目、出場2度目の高校だった。千葉日報は翌21日付の1面で、「習志野 胸のすく金字塔」との見出しを立て、大々的に報じた。
初戦、堀越(東京)との開幕戦に勝って波に乗った習志野。エース石井好博、捕手で4番の醍醐恒男を中心とした活躍で勝利を重ねた。今大会の〝本命〟とされていた中京(愛知)との準...
この記事は
有料記事です
残り1567文字(全文1833文字)








